久野圭一さんから学ぶ、でかくなるための極意。筋トレは、人生を変える哲学だ！

久野圭一選手。

おそらく、日本一の大胸筋をもつ男。いや、漢。

フィジークという競技で日本大会を連覇し、世界でも活躍する選手です。

そんな久野圭一選手は、昨年からボディビルに転向。

２０２４年のジュラシックカップでは、日本選手権ファイナリストをも抑え、８位入賞。

飽くなき挑戦を続ける久野圭一選手に、勇気と感動をもらっている人は多くいます。

僕は、数年前に、久野圭一選手のトレーニングセミナーに参加しました。

そこで感じたのが、久野圭一選手の

温かな人間性と筋肉への愛情

です。いつも久野さんのyoutubeで勉強していましたが、実際にお会いすることで、さらに久野さんへの憧れが強くなりました。とにかく優しい。とにかく熱い。

解剖学や運動生理学にもとづいた、確かなアプローチはもちろんのこと、トレーニングに対する姿勢や熱意など、学ぶことが多くあります。

僕も、毎日久野さんのyoutubeを視て、少しでも追い付こうと日々努力を重ねています。

今日は久野さんの生き方から、学んでいきたいと思います。

久野圭一選手の略歴

久野圭一選手とは、どのような方なのでしょう。ご自身が、youtubeで詳しく紹介されています。

トレーナーとして、長いキャリアを持っているんですね。

しかし駆け出しのころは、収入面でも非常に不安定であったそうです。寝る時間を削って、お客さんにセッションをしていた時代もあったそう。

そんな下積み時代が、久野圭一さんの温かさ・強さのもとになっているのでしょうか。

自身のジムをオープンされてから、ボディメイクのコンテストに出場します。

初出場は、なんとベストボディジャパン！！

意外ですね。

その後、JBBFのフィジークに出場し、オールジャパン出場、世界選手権５位など、またたく間にトップ選手へとなっていきます。

自身がトレーナーとして得た知見を、惜しげもなくYouTubeで提供してくださることからも、日本のフィットネスに対して熱を持っていることがうかがえます。

デカすぎて勝てない！？

フィジークでも連覇を続け、順風満帆とも思われていた久野選手。

日本一の大胸筋と言われる久野選手は、ある壁にぶつかります。それは、

デカすぎて、評価されなくなってきた

というものです。なんという羨ましい悩みでしょう！！

フィジークの審査基準では、久野選手の身体は大きすぎ、評価されなくなってしまうのです。

ジュラシック木澤さんとの対談でも語っていますが、久野さんはそのころ、

でかくならないようにトレーニング

をしていたそうです。（その時の心境はこちら）

最後のフィジークの大会でも、パンプアップをせず、小さく見せるポージングをとっていたそうです。

筋トレをしているのに、デカくなってはいけない。

そんな葛藤の中、久野さんは

フィジークの挑戦に区切りをつけます。

ボディビルに転向

デカすぎて評価されなくなった、という、苦しい状況の中、久野さんは、

ボディビルに挑戦

という、非常にチャレンジングな決断をします。

フィジークで日本チャンピオン、世界でも入賞という輝かしい経歴があるにもかかわらず、そのキャリアを捨てるがごとく、

ボディビルの世界に挑みます。

ふつうは、それだけの輝かしいキャリアがあれば、

勝つ確率の低いフィールドには、なかなか踏み込むことができません。

しかし、久野さんは、

失うものなど、何もない

と、ひらすらにトレーニングに打ち込みます。

言うのは簡単ですが、きっと久野さん本人にしか分からない、葛藤や悩みがあったことでしょう。

すると、

２０２４年関東クラス別２位

２０２４年ジュラシックカップ８位

など、瞬く間にトップ選手となってしまいます。

凄すぎます。。。

失敗を恐れず、とにかく前進するこの姿勢は、我々も勇気と感動をもらえますね。

徹底したアンチドーピングの姿勢

多くの人が、久野さんに共感することとして、

アンチドーピングの姿勢

があります。久野さんの合言葉といえば、

Play Natural （プレイナチュラル)

ドーピングをせず、トレーニングを楽しみながら筋肉を成長させていくことの大切さを発信し続けています。

昨今は、ステロイドやドーピングの問題は、かなり話題となっています。

しかしそれ以前から久野さんはステロイド問題について自分の意見を述べていました。

ステロイド容認派から、バッシングを受ける可能性もありましたが、久野さんは自身の意見をしっかりと主張しています。

フェアプレーにこだわる、久野さんの真っすぐさが、動画からも伝わってきます。

自分に嘘をつきたくないのでしょう。僕は、そんな久野さんの真っすぐさも、本当に憧れています。

久野圭一選手から学ぶトレーニング哲学

ステロイドなどを使わずに、自分の努力で、筋肉を大きくする。

失敗を恐れず、新しいフィールドに飛び込んでいく。

これは、小手先のトレーニング方法などを超えた

生き方

なのだと思います。

久野さんの動画を視ていると、僕はいつも勇気をもらえます。

久野さんの真っすぐな生き方に、感動します。

実際に（１度だけですが、）セミナーでトレーニングを教えてもらったことがあるからかもしれませんが。より久野さんの人間性に惹かれ、今後も応援したいと思うのです。

そしていつか！！久野さんに少しでも近づけるように！！

今日もジムに通うのです。

プレイナチュラル！！