【追い風?向かい風?】FWJが、ナチュラル限定のカテゴリーが開設!【転換期】

このブログをご覧いただきありがとうございます!

僕は筋トレの大会で優勝を目指してトレーニングに励んでいる34歳の会社員です!

2歳の息子を育てながら、時間のない中でも筋トレに励んでいます。

平日のトレーニング時間は、45分と少ないですが、しっかりと効果を出すことができています。

ベストボディジャパン大会では、入賞・優勝をすることもできました。

このブログでは、そんな僕なりのトレーニング方法を皆さんに紹介しています!

つい先日、衝撃なニュースが、我々トレーニーの耳に入ってきました。

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FWJが、ナチュラルのカテゴリーを新設!

というものです。

もう耳にした人も、かなりいるのではないでしょうか。

話はそれますが、私は断固としたアンチドーピングの立場です。(くわしくはこちら

いろいろと、思うところがたくさんあるので、今日は

FWJのナチュラルカテゴリー開設

について紹介します。そして、皆さんと一緒に考えたいと思います!

この記事で紹介すること

・FWJという団体について

・ドーピングチェックが無い団体

・FWJがナチュラルカテゴリーを新設した理由は?

・今後のフィットネスの流れ

1.FWJとはどのような団体か

ボディメイクのコンテスト団体と一口に言っても、様々な団体があります。

・JBBF

・ベストボディジャパン

・SSA(サマースタイルアワード)

・NABBA(ナバ)

その中でも、有名な団体が

FWJ

です。

公式ホームページ

特にメンズフィジークの選手は有名で、大会で買ってProカードを獲得すると、

IFBB PRO

と名乗ることができます。

日本でのIFBB PROは、カネキン選手、JIN選手、エドワード加藤選手など、多くの皆さんが知っていると思います。

最近だと、JBBF出身の寺島遼選手などが有名です。

大会の演出もきらびやかでかっこよく、FWJの大会に出てみたいと思うトレーニーも多くいます。

また、先ほど紹介したIFBB PROは、youtubeをはじめインフルエンサーとしても非常に影響力を持っています。

その超人的な筋肉(ステロイドによる)で見るものをひきつけます。彼らのトレーニング動画が伸びるのはもちろん、彼らが手掛けるアパレルも、

即完売の勢いで人気を博しています。

今日の日本で、よくも悪くも、ムーブメントを作り出せるインフルエンサーは、FWJの選手以外では、ほとんどいないのです。

2.ドーピングチェックが無い団体

このFWJという団体には、ひとつネックな部分がありました。

それは、

ドーピングチェックが無い

ということです。

つまり、

ステロイドを使用して大会に出てOK☆

ということです。

この異常性については、多くの方がこれまで異論を唱えてきました。

私もそれに賛同です。

オリンピックで、ドーピングチェックが無い、そんなことありますか??

「陸上ではドーピングチェックしませんよ!」

「水泳ではドーピングチェックしませんよ!」

と言っているようなものです。そのおかしさが想像できると思います。

しかしその点については、本記事のポイントとは少し異なるため、深掘りはしません。

つまりFWJには、

ステロイドユーザーが多く出場している

という事実は、厳然としてあるのです。

もちろん全ての出場者が、ステロイドユーザーというわけではありません。

私の知り合い(もちろんナチュラル)もFWJに出場しています。

(JBBFは、アンチドーピング講習会に出なければならなかったり、ポージングが難しかったりするので、FWJの方が参加する敷居は低い)

先日は、ナチュラルの選手が、超有名インフルエンサーに勝ち、オーバーオールチャンピオンになったことが話題になりました。

しかし、ステロイドユーザーが非常に多いのも、悲しい事実です。

話がそれました。

明確にアンチドーピングをうたい、ドーピングチェックが行われるJBBFとは、かなり異なる団体だと言えます。

3.そんなFWJが、あえてナチュラルカテゴリーを新設!ねらいは??

さて、このようにドーピングチェックが無い(ステロイドを黙認していた)団体のFWJですが、

ナチュラルカテゴリーを新設

することをサイトで発表しています。

まず、考察に入る前に、いろいろとツッコミ所があるので、触れさせてください(笑)

ナチュラルカテゴリーってなんやねん(笑)

です。

ボディメイクってのは(笑)

ふつうナチュラルでやるのが当たり前でしょう(笑)

全ての大会が「ナチュラル」であるべきなんだから、

「ナチュラルカテゴリー」とかいらないでしょ(笑)

という思いがこみあげます。また、

ナチュラルカテゴリーを新設するということは、

これまでステロイドユーザーを容認していた

と認めることにもなると思うのですが…。ウェルネス(健康)の観点からも、あってはならないのでは・・・?

まあ、これも今回の記事の本筋ではないため、これ以上の言及は避けます。

さて、FWJがナチュラルカテゴリーを新設する狙いなのですが、皆さんはどう思われるでしょうか。

僕は単に、

市場の拡大

がねらいだ、思っています。

近年、youtubeをはじめ各SNSでは、アンチドーピングの声が大きくなっています。

また、

ドーピングを無くすことや、ステロイドユーザーがいなくなることも無理であるなら、せめて、

棲み分け

をするべきだという世論が、非常に強まっています。(ナチュラルはナチュラル同士、ユーザーはユーザー同士競おうね、という折衷案)

僕が尊敬する久野圭一選手が、アンチドーピングの姿勢を発信していることがかなり大きいのではないでしょうか。

久野圭一さんも動画内で仰っているのが、

もう(ステロイドを)無くすのは無理だから、だったらせめて、完全棲み分けにするしかない

という意見です。

JBBFはナチュラルで、某団体はユーザーで。の様なイメージで。

そのような世論のムーブメントを加味し、ナチュラルカテゴリーを開設するのではないでしょうか。

ナチュラルカテゴリーを開設すれば、ナチュラルを貫く人や、コンテスト初心者の人など多くの参加者を得ることができます。

なんなら、これまでJBBFの大会に出ていたナチュラルの選手が、FWJのナチュラルカテゴリーに流れることも予想されます。

ビジネスとしては、これ以上ないマーケット拡大のチャンスです。

世論をマーケティングした上での、ビジネス。

これが僕なりの、FWJの「ナチュラルカテゴリー開設の理由」だと推察します。

(皆さんはどう思いますか)

4.今後のFWJの流れはどうなる??

気になるのが、ナチュラルカテゴリー開設後の、選手達の動向です。

ナチュラルの選手であれば、ナチュラルカテゴリーにエントリーをするでしょう。

しかしここで、当たり前の問題が生じます。

それはつまり、

ナチュラルカテゴリーに参加しない=自身がステロイドユーザーであることの容認

ということです。

ステロイドユーザーにとっては、かなり厳しい判断を迫られることになるでしょう。

フェイクナチュラル(ユーザーであることを隠し、ナチュラルだと主張している)の選手にとって、難しい選択を迫られます。

・ステロイドユーザーとばれるのが怖いから、大会には出ない

となってしまうのか、

・開き直って、大会に出るのか。

世論のムーブメントも大きく左右しますが、大きな転換期になるのは間違いありません。

特に苦しい選択を迫られるのは、

フェイクナチュラルのパーソナルトレーナー

が真っ先に思い浮かびます。

彼らが一番、損失が大きいと思います。

・大会に出て、名前を売りたい

・でも、ナチュラルカテゴリーには出ることができない

というジレンマが生じます。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?

FWJのナチュラルカテゴリー新設

いろんな意味で、日本のフィットネスの大きな転換ポイントになることは間違いありません。

皆さんはどう受け止めたでしょうか。

今後の動向や、ムーブメント、インフルエンサー達のコメントなどについて、

注目していきましょう。

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